さくら (桜)
”さまざまな桜を集めてみました”
学名:Cerasus jamasakura
PHOTO '04.3.20
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春、公園や街路、河岸を飾るのは概ねソメイヨシノですが、山々を飾るのはほぼヤマザクラです。
オオシマザクラ(大島桜)
学名:Cerasus speciosa
PHOTO '13.3.21
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伊豆大島に多く見られることからこの名前がついたようです。純白で大きく、近寄って見ると更に見ごたえのある桜です。里桜のベースとして用いられています。
エドヒガン(江戸彼岸)
学名:Cerasus itosakura var. itosakura f. ascendens
PHOTO '13.3.21
福岡県福智山の山腹に生えているエドヒガンの古木「虎尾桜」です。
萼筒の基部がぷくっと丸く膨らんでいるのが特徴です。この特徴はエドヒガンを親にもつサクラ全般に受け継がれているということです。
学名:Cerasus campanulata
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暖地性のサクラで、沖縄で花見が始まったといえばこの桜をさします。しかし、比較的耐寒性があり、当地はもちろん関東小田原で咲いているのを見たことがあります。下向きに咲くのが特徴です。
ソメイヨシノ(染井吉野)
学名:Cerasus x yedoensis 'Somei-yoshino' PHOTO '23.3.25
現在花見の桜といえばこのソメイヨシノでしょうか、日本で一番よく植えられている桜です。オオシマザクラとエドヒガンの雑種と推定されています。
カワズサクラ(河津桜)
学名:Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’
PHOTO '13.3.21
オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されており、早咲きの桜として有名です。
里桜(サトザクラ)
里桜とは、広義にはバラ科サクラ属の桜の栽培品種の総称で、狭義にはオオシマザクラを基に交配した栽培品種群のことです。
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学名:Cerasus × parvifolia 'Fuyu-zakura' PHOTO '04.11.20
品種名の 'Fuyu-zakura' でもわかるように、以前はフユザクラとよばれていましたが、現在は別名のコバザクラ(小葉桜)を標準和名としているようです。確かに、冬咲く桜は他にも色々ありますから。
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学名:Cerasus × kobuku-zakura PHOTO '13.11.16
フユザクラ(コバザクラ)とともによく見かける冬桜です。コバザクラとの違いは八重咲である点でしょうか。
学名:Cerasus × subhirtella 'Semperflorens’ PHOTO '08.11.2
北九州市立美術館に植栽のものです。
八重桜
品種名 " ハナガサ (?) "
PHOTO '22.4.11
品種名 " ウコン(鬱金) "
PHOTO '22.4.11
品種名 " エゾニシキ(蝦夷錦) (?) "
PHOTO '22.4.11
シダレザクラ(枝垂桜)
古処山本覚寺('22.4.3)
福岡県添田町公園('23.4.29)
北九州市瀬板の森('04.4.11)
ミザクラ(実桜)
果樹のミザクラ(さくらんぼ)には、東洋系とヨーロッパ系があり、日本で栽培される大半はヨーロッパ系(セイヨウミザクラ)だそうです。しかし、下記画像は暖地性の東洋系(シナミザクラ)ではないかと思います。
学名:Cerasus sp.
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