戻る  / ホルトノキ科
ホルトノキ
ホルトノキ科 ホルトノキ属 常緑高木 花期;7〜8月
(オンマウスで花の拡大画像に切り替わります)
horutonoki1-1.jpg(494644 byte)
学名:Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus  PHOTO  '17・7・21
街路樹としてよく植えられており、ヤマモモの木によく似ています。別名モガシともいいます。これまで自生のものをみたことはなかったのですが、最近、近くの森林公園で自生の幼木を見つけました。本来は暖地性の樹木なので、この地(北九州市)での自生はありえないと思うのですが、これも近年の温暖化の影響でしょうか。赤く紅葉した葉っぱが年中必ず何枚か付いているのが特徴です。
花と腺体
(オンマウスで同類の別画像に切り替わります)
horutonoki4-5.jpg(363798 byte)
花は下向きに咲き、先端が細かく分かれヒゲのように見えるのが花弁です。花弁の中の褐色に見える部分が雄しべですが、最初は淡黄色です。雄しべが枯れて脱落し、更に花弁が取れると、雄しべの下の橙色の腺体と子房体がよく見えるようになります。腺体の部分にアリがいるのが分かるでしょうか。腺体から粘液を出して、傷つきやすい子房を保護しているのでしょうか。

青い果実と紅葉
horutonoki3-3.jpg(329061 byte)
PHOTO '03・10・19
※果実はこのあと熟して、黒青色になります。
HOME