イヌマキ
マキ科 マキ属 常緑高木 雌雄異株 花期;5〜6月
雄花
雌花
学名:Podocarpus macrophyllus
PHOTO '05・6・4
"イヌ"とついていますが、それほど役に立たない樹木とは思いません。庭木としてよく使われていますし、良く磨いて床柱にも使われています。なお、生垣に使われているものの多くはラカンマキ(Podocarpus macrophyllus f. macrophyllus)と呼ばれている葉の細い品種です(変種とされている場合もあります)。ちなみに "マキ" はスギやヒノキの古名のようです。確かに杉や檜に較べれば有用ではないかもしれません。
果実
PHOTO '06・10・15
ダルマやこけしの形をした果実です。赤〜暗紫色の部分は硬めのゼリー状になっており食べられます。これは花托が発達したものだそうです。この花托の上に白粉のついた緑色の丸い種子が一個乗っているという構造です。従って、果実の構造は、種子が一個というだけで、苺と同じということになります。
樹形
幹(樹皮・皮目)