七、八月のジリジリと太陽が照りつけるうだるような暑さの中で咲いているカラスザンショウです。うっとうしいぐらいの葉の茂りようはこの木の活力を感じさせます。残念ながら花は今一ですが、虫たちにとっては貴重な栄養源のようです。カラスザンショウは
シンジュにも似ていますが、シンジュには棘がないので区別は簡単です。ただし、成木になると棘は枝先だけにしか見られません。
蕾はびっしり付くのですが、みんな一度に開けばいいものを、少しずつしか開きません。そのためにチャームポイント?となるはずの葯の黄色が目立たず、あまりきれいには見えません。残念です。