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ハンカチノキ
ミズキ科 ハンカチノキ属 落葉高木 花期;4〜5月
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学名:Davidia involucrata      PHOTO '18・4・20
珍しい名前の木ですが、中国固有の植物だそうです。左右長さの違う二枚の大きな白い覆いのようなものは苞(葉)で、この苞がこの木に付けられた名前の由来でもあるようです(英名 "Handkerchief tree" etc)。この苞にはフラボノイドが多量に含まれており、その下に付いている頭状花を紫外線から守る日傘の役割をしていると考えられているようです。
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花には雄蕊だけを付けたものと雄蕊と雌蕊を付けたもの(両性花)の二種類があります。下の写真の左上は両性花で、右下は雄蕊だけのものです。当然のことながら、結実するのは両性花のほうです。
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※APG体系ではヌマミズキ科(Nyssaceae)に、エングラー体系ではハンカチノキ科(Davidiaceae)、クロンキスト体系ではミズキ科(Cornaceae)ヌマミズキ亜科(Nyssoideae)としています。ここでは下の案内板に従いました。
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