ヒイラギ (柊)
モクセイ科 モクセイ属 雌雄異株 常緑小高木 花期;11月
学名:Osmanthus heterophyllus
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木へんに冬と書いてヒイラギ(柊)です。まさしく花は冬、とは言っても初冬ですが、に咲きます。しかし、この木の特徴は何と言ってもトゲ状の鋸歯をもつ葉ではないでしょうか。このことから、"疼木" と書く場合もあります。
花は、モクセイ属の花にたがわず、香りがよく、見たことはありませんが、果実は熟すと黒紫色になるそうです。ちなみに、セイヨウヒイラギ(クリスマスの時期によく見る赤い実のついたやつ)というのがありますが、これはモチノキ科で、別の仲間です。
下の画像は尖った鋸歯が殆どないヒイラギです。まったくトゲのない種類もあり、キッコウヒイラギ(亀甲柊)と呼んでいます。老木になると葉のトゲが少なくなると言われていますので、下はそれかも知れません。
PHOTO '06.12.10