ヒイラギモクセイ (柊木犀)
モクセイ科 モクセイ属 雌雄異株 常緑小高木 花期;10月
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学名:Osmanthus ×fortunei
PHOTO '04・10・23
ヒイラギモクセイはヒイラギ(柊)とギンモクセイ(別名モクセイ)との雑種ということです。ですから、花もよく似ていますし、香りもいいです。また、花期もギンモクセイとヒイラギとのあいだで、葉の形も両方の特徴を受け継いでいるように思います。剪定にも強く丈夫なのでしょうか、生垣に使用しているのをよく見ます。
両親との比較
ヒイラギ
ヒイラギモクセイ
ギンモクセイ
親であるヒイラギの葉縁は棘のような鋸歯になっており、また、ギンモクセイはよく見ないと分からないぐらい浅くて粗い細鋸歯か、全縁です。ふたつの間の子であるヒイラギモクセイは、真ん中のような形になっています。鋸歯の感じから言うと、厳つい親父に柔和な母、二人の間に生まれた子は剛柔といったところでしょうか。