戻る  / スイカズラ科
オオカメノキ (別名ムシカリ)
スイカズラ科 ガマズミ属 落葉低〜小高木 花期;4〜5月
oh_kamenoki1.jpg(363906 byte)
学名:Viburnum furcatum      PHOTO '19.4.18
名前の由来は、葉っぱが亀の甲羅に似ているということでオオカメノキ(大亀の木)、また、虫食いが多いということでムシカリ(虫狩り)というのが一般的です。ほかの木が芽吹き始めるころにはすでに葉を展開し、花もつけます。そのため、林間に差す陽光を独り占めにし、遠くからでも白く輝いて見えます。
※APG分類体系ではガマズミ属はレンプクソウ科に移されています。
装飾花
oh_kamenoki2.jpg(242503 byte)
外側の平開した5弁の花は不稔の装飾花で、中心部分の小花が結実する花です。ヤマボウシなどのように上を向いて咲くので、斜め上方から見下ろすように見るのが最適な見方です。もっと良く見ようとして近くに寄ってみても、下の様にしか見えません。
oh_kamenoki3.jpg(274622 byte)
花がピンク色を帯びたものもあります。新葉もかなり赤みを帯びています。
oh_kamenoki4.jpg(215587 byte)

HOME