フカノキ (鱶の木)
ウコギ科 フカノキ属 常緑高木 花期;12〜3月
学名:Schefflera heptaphylla
PHOTO '18・3・25 (種子島)
宮崎県以南の九州、沖縄、台湾から中国大陸南部に自生しているフカノキです。ちなみにフカ(鱶)とはサメ(鮫)のことですが、フカやサメとは何の関係もないようです。
葉は掌状複葉で互生し、小葉の数は6〜10枚あります。小葉の形は狭長楕円形もしくは倒卵状楕円形ですが、まれに不規則な切れ込みのあるものもあるそうです。小葉の縁が全縁で波打ち、葉柄が10〜30cmと長いのが特徴です。
枝先の状態が観葉植物のホンコンカポックによく似ています。それもそのはず、ホンコンカポックもフカノキ属の樹木なのです。
ホンコンカポックの果実は熟すとオレンジ色ですが、フカノキの果実は黒紫色のようです。