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タラノキ
ウコギ科 タラノキ属 落葉低木 花期;7〜8月
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学名:Aralia elata      PHOTO '17・8・1
タラノキはその新芽(タラノメ)のおいしさで有名です。私は天ぷらにして食べるのが一番だと思います。タラノキの幹や葉にはたくさんのトゲがありますが、殆ど無いものもあります。トゲの無いものはメダラと呼んでおり、栽培もされています。当写真のものは葉のついた部分の下の幹に若干トゲがある程度ですので、メダラ(Aralia elata f. subinermis)と呼んでもいいのかと思います。
タラノキは地滑りや伐採などで攪乱が起き、日当たりがよくなった場所に真っ先に侵入してくる植物のひとつです。しかし、樹木が生育して日当たりが悪くなるといつの間にか消滅していきます。従って、残念ながらいつまでも同じ場所でタラノメが採れるわけではありません。タラノメの美味しさに気が付き採りに行ったことがあるのですが、昔生えていた場所には全く無く生えていなくて悔しい思いをした経験があります。
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大型の奇数二回羽状複葉
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タラノキは大型の奇数二回羽状複葉をなしています。写真に写っている葉っぱはほぼ一枚の葉っぱです。
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唯一この木に付いているトゲです。結構しっかりしたトゲですが、この程度ならばメダラとしていいのかなと思います。ちなみにタラノキは分枝することはほとんどなく、主幹一本です。当写真でも幹から出ているのはすべて葉(柄)です。
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