ヌルデ (白膠木)
ウルシ科 ウルシ属 落葉小高木 花期;8〜9月
学名:Rhus javanica
PHOTO '08・9・13
別名をフシノキ(五倍子の木)とも言うようですが、日当たりのよい道端などに、ごく普通にみられます。よく蜜を出すとみえて、虫がいっぱいに群がっているのをよく見ます。なお、ヌルデはウルシ科の樹木ですが、さわってもかぶれることはありません。
PHOTO '05・9・3
ヌルデは雌雄同株で花は両性花のはずですが、雄しべが見当たらず(痕跡はある)、雌しべだけのもの(子房が赤くなっている)を見かけることがあります。そのためでしょうか、ヌルデを雌雄異株としているWEB SITEもあります。
左は両性花、右は雌しべ単性花
雌しべのみの個体
PHOTO '02・9・14
果実
PHOTO '08・10・18
果実に付着している白い物質はリンゴ酸カルシウムという物質だそうです。
葉
ヌルデは奇数羽状複葉で葉軸に "翼" があるのが特徴です。