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マツバウンラン (松葉海蘭)
ゴマノハグサ科 ウンラン属 花期;春
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学名:Nuttallanthus canadensis    PHOTO '11.5.1
花はウンラン似で、茎についた葉は松葉のように細長いということからマツバウンランと名付けられたようですが、北アメリカ原産の帰化植物です。繁殖力がつよく、ほかの植物が育ちにくいような栄養分の少ない場所や少々乾燥した場所、若干塩分のある場所(汽水域)でも育ちます。
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※APG分類ではウンラン属はオオバコ科に移されています。

汽水域で見たマツバウンラン
根出葉(ロゼット)状の匍匐茎
(オンマウスで拡大画像に切り替わります)
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少々塩分がある場所でもOKのようです。細長い葉っぱがまばらに付いて痩せこけたように見えるマツバウンランしか見たことがなかったので、このロゼット状に広がった匍匐茎から起き上がって咲いているのをみたときは別物かと思ってしまいました。匍匐茎の葉っぱはまるで松葉ボタンのようです。どうりで乾燥に強いわけです。
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