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ハス(蓮)
ハス科 ハス属 花期;7〜8月
学名:
Nelumbo nucifera
PHOTO '08.07.06
水面に咲く大型の花といえば、このハス(蓮)と
スイレン
(睡蓮)だけということもあって、両者は名前を取り違えられやすい存在かも知れません。ハスは"ハチス(蜂巣)"に由来するといわれていることからも分かるように、大きな花床をもち、その花床から種子が抜け落ちた形が蜂の巣に似ているというわけです。ちなみに、ハスの太った根茎が蓮根(レンコン)ですが、レンコンを輪切りにしたときの形状はある意味特異な形状で、"レンコン式の○○"といえば、機械業界に身を置く者などにはイメージしやすい表現かと思います。
花床&種子
栽培品名
"即非蓮"
PHOTO '13.08.04
(即非蓮の案内板)
1657年、来日した僧・即非は、中国から運んだ蓮の種を黄檗宗の本山・萬福寺(京都市宇治市)近くの池に植えました。即非は1665年、小倉藩主・小笠原忠真に請われ広寿山福聚寺を小倉に開いています。即非が植えた蓮は、350年たった今も花を咲かせています。小倉・小倉東両ロータリークラブが、西暦2000年度の合同記念事業として、即非ゆかりの蓮の苗を小倉城庭園に寄贈しました。即非蓮は一重咲きで毎年6月半ばから8月まで、鮮紅色の花を咲かせます。
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