別名のハルノノゲシの方が通りがいいかも知れません。また、属名(Sonchus)もここではハチジョウナ属と書きましたが、ノゲシ属と書く方が一般的かも知れません。路傍の草地に咲くごく一般的な野草です。
どうしてノゲシなのかというと、葉っぱがケシの葉っぱに似ているからなのだそうです。とはいってもケシは栽培禁止植物なので、日本ではまず見ることはできないと思います。でも、
アツミゲシとか
ボタンゲシだったら、運が良ければ、見ることができるかも知れません。ちなみにノゲシに似た野草にオニノゲシというのもあります。ノゲシの葉縁には小さなトゲがあり、触っても痛くありませんが、オニノゲシのそれは触ると痛く、いかにも鬼といった感じです。