シロバナタンポポ (白花蒲公英)
キク科 タンポポ属 花期;3〜5月
学名:Taraxacum albidum
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文字通り白いタンポポですが、日本の在来種だと言いますから驚きです。というのも、タンポポと言えば黄色だし、普段我々が目にするタンポポのほとんどは外来種のセイヨウタンポポだからです。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
キク科 タンポポ属 花期;3〜10月
学名:Taraxacum officinale
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タンポポといえば黄色で、わた帽子に息を吹きかけて飛ばす遊びが定番ですが、単にタンポポという種はありません。タンポポはタンポポ属の総称なのです。そため〇〇タンポポということになります。
このセイヨウタンポポは名前の通り、外来種です。しかも環境省指定の要注意外来生物に指定されています。目にしたタンポポが外来種かどうかの見分け方は比較的簡単で、花が咲いているときの総苞片が反り返っているのが外来種、閉まっているのが在来種です。ちなみに日本在来のタンポポはこの外来種に殆ど追いやられたと言われていますが、それはどうも誤解のようです。在来種は花期が短いのと、生育環境が限られているために見かける機会が少ないだけのようなのです。反対に、セイヨウタンポポは繁殖力が強く花期も長いため、見る機会が圧倒的に多いのでそう言われるようになったようです。なお、両者は交雑可能なようで、実際その交雑種も見つかっているようです。