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カラスノゴマ (烏の胡麻)
シナノキ科 カラスノゴマ属 花期;秋
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学名:Corchoropsis crenata      PHOTO '09.9.20
カラスノゴマといっても "何それ?" といった感じで、やっとのことでイメージできるのは多分、食べられない黒ゴマや白ゴマだと思います。その通りで、草姿や花は全く似ていないものの、果実(刮ハ)や種子がゴマに似ているということで、それが名前の由来とされています。ちなみに、人が食べられそうで食べられない物には "カラス" の名を冠するものが多いように思います。例えば、カラスウリやカラスムギ、カラスサンショウのように。なお、人に役立たないという意味では"イヌ"を冠することも多いです。
※APG分類体系ではアオイ科に分類されています
花のアップ
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雌しべを囲むように立っている長い雄しべは花粉をもっておらず、仮雄しべといいます。花糸はノボタンの花糸にも似ているような気がします。

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