コバギボウシ (小葉擬宝珠)
ユリ科 ギボウシ属※ 花期;7〜8月
学名:Hosta sieboldii var. sieboldii f. spathulata
PHOTO '08.8.15
山地の日当たりのいい湧き水のあるような湿った場所で見られます。ラッパ状の紫色の花はなかなかのものですが、名前の由来はこの花の蕾が、伝統的な橋や寺院の廻り縁などの欄干の柱に設けられた擬宝珠(ぎぼし)という飾りに似ていることにあるようです。
※ギボウシ属はエングラー分類体系などではユリ科ですが、新しいAPG分類体系ではキジカクシ科に分類されています。ちなみに、キジカクシ科はクサスギカズラ科ともいい、学名がAsparagaceaeなので、アスパラガス科ともいいます。