ホトトギスと言えば鳥が有名と思いますが、花(野草)にもあります。これはタイワンホトトギスという種で、我が家の近くの土手に咲いていたものです。市が春と夏の2回、草刈りをするようになってから見られなくなりましたが、近くの竹林の脇では今でも毎年咲いています。なお、ホトトギスは我が国の固有種であるということですが、残念なことに、未だにお目にかかったことはありません。両者の違いは花の付き方に顕著なようで、タイワンホトトギスは写真のように枝先に分岐するかたちで咲くのに対して、ホトトギスは各花が葉腋に咲いているのだそうです。ちなみに、当地では小型のヤマジノホトトギスが山地でよく見られます。