※モチノキ科モチノキ属の落葉高木です。樹皮が薄く、こすると緑の皮層が現われますが、これが名前の由来となっています。また、モチノキ属の樹木は雌雄異株ですが(私の知る限り)、当個体は雌木です。しかし、花は毎年つけているようですが、わずかな数の果実をつけた姿を一度見ただけです。園内ではこの雌木一本しか確認できておらず、受粉機会が限られているためかも知れません。

※雌花です。花期は5月中旬頃です。雄しべも付いていますが機能していないはずです。葉脈の形や葉の付き方に特徴があります。