タラノキ
瀬板の森の樹木
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PHOTO 2017.8.1
※この木の新芽が、天ぷらにして食べると美味い"タラノ芽"です。ウコギ科タラノキ属の落葉低木ですが、何と言ってもこの木の特徴は大きな複葉(2回羽状複葉)です。タラノキはあまり分枝しないのですが、枝と見間違えんばかりの大きさで、大きいものでは1m近くにもなります。しかし、この木は伐採跡地や山崩跡などの森林崩壊地で大きく生育する傾向があり、森林が回復するにつれて樹勢が衰え、ついには消滅するという運命の木でもあります。瀬板の森でも開園当初は数か所で生育しており、時期にはタラノ芽を採集している人もいました。でも最近は見かけません。ちなみに写真は瀬板の森のものではありません。花期は7月中旬から8月上旬です。
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