野生の葡萄の一つ、エビヅルです。野原や里山の林縁などで見られ、果実(液果)はブドウのように房状になっており酸っぱいですが食べられます。上のエビヅルは北九州市内で撮影したものですが、まさか当地でエビヅルが見られようとは思っていませんでした。というのもエビヅルは暖地性の植物だと思っていたからです。ウオーキングの途中、ガードレールにもたれかかって休んでいるときにふと足元を見るとブドウ状の果実が目に止まりました。もしかしたらエビヅル?と思ったのですが葉っぱを見ると切れ込みが深く、小さい頃によく見ていた物とは違います。むしろ
ノブドウの葉に近いのです。しかし、房状の果実を見るとエビヅルしか考えられません。家に帰って調べてみると、葉には変異が多いことが分かり、やはりエビヅルであると確信した次第です。ちなみにエビヅルが雌雄異株である事は知りませんでした。なぜならば、私が小さい頃に見たエビヅルには、注意して見ていたわけではありませんが、ほぼ100%果実がなっていたからです。
小さい頃はこのエビヅルを " ガレビ " と呼んでいました。若い果実はもちろんのこと黒紫色に熟しても殆どのものは酸っぱいのですが、たまに果実の甘い株があるのです。この甘いやつを探して食べていたことを思い出します。