<ハマボウの花便り 2007>
主に土曜や日曜日に撮ったものでお伝えしています
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ヒトツバタゴ (別名ナンジャモンジャ)

(PHOTO '07.4.30瀬板の森公園)
<'07.4.30>
この木は岐阜県、長野県、長崎県の一部の地区にだけ自生しているというモクセイ科の落葉樹です。しかし、今では街路樹や公園樹としてあちこちに植栽されており、ナンジャモンジャの木としてご存知の方も多いかと思います。

カラタネオガタマ・ポートワイン 

(PHOTO '07.4.28瀬板の森公園)
<'07.4.29>
別名バナナの木といわれるようにバナナの匂いを放つのだそうですが、私はまだその匂いに出会ったことがありません。今回も匂ってみたのですが、ぜーんぜん匂いませんでした。どうも匂いを放つ時間帯があるようです。

どうしても一度匂いを確かめたいと思って、今度は午後に行ってきました。確かに熟した(熟し過ぎた)バナナの匂いがしました。

マルバアオダモ 

(PHOTO '07.4.28瀬板の森公園)
<'07.4.28>
いよいよ春の大型連休、いわゆるゴールデンウイークが始まりましたが、初日の今日は大変いい天気でした。この天気は明日までは続くようです。せっかくの連休ですからずーっと天気であって欲しいものです。
写真はマルバアオダモですが、この木は野球のバットに使う木で名が知られていると思います。まだ試したことはありませんが、小枝を切ってコップに挿しておくと水が青色に染まるそうです。名前の一部はそれにちなんでいるようです。

ライラック 

(PHOTO '07.4.21)
<'07.4.26>
ご近所さんのライラックです。毎年今頃になるとピンクの花を咲かせ、春真っ盛り、いや、春もピークが過ぎたことを知らせてくれます。

ヤマフジ (山藤)

(PHOTO '07.4.21花尾山山麓)
<'07.4.25>
花が展開する前のヤマフジです。薄茶色の苞に包まれています。ちょっと茗荷(ミョウガ)に似ていませんか?。蕾が伸びて苞が落ち、花が開くとよく見るこのヤマフジになるのです。

ツクバネガキ (衝羽根柿、別名;ロウア(ヤ)ガキ)

(PHOTO '07.4.21皿倉山ケーブル駅)
<'07.4.24>
2004年の秋、果実をつけたこの木を初めて見たのですが、何の木なのかさっぱり分かりませんでした。それ以来、ずーうっと気になっていたのですが、中国原産でカキノキ科カキノキ属の衝羽根柿(中国名;老鴉柿)であることが今年やっと分かりました。花を見ると、まさしく柿の花です。実は小さくて、とても食用になるようなものではありませんが、鑑賞用には良いようです。

タニギキョウ (谷桔梗)

(PHOTO '07.4.21欅谷)
<'07.4.23>
花冠が10ミリにも満たない小さな小さな野草です。うっかりしていると見逃してしまいそうな花ですが、一度見つけるとそこらじゅうにいっぱい見つかります。日本に分布しているタニギキョウはすべて変種のようで、ツクシタニギキョウというのもあるようです。両者の違いがはっきり分からないので、もしかしたらこれはツクシの方かも知れません。

カキドオシ (垣通し)

(PHOTO '07.4.21欅谷)
<'07.4.22>
這って垣根をも通ってしまうので "垣通し" という半匍匐性のシソ科の野草です。花はホトケノザなどより少し大型で、群生していることが多いのでけっこう目立ちます。

シャガ (射干)

(PHOTO '07.4.21欅谷)
<'07.4.21>
欅谷(けやきだに)と名づけられた谷間があり、夏は涼しく、バーベキューをするにはもってこいの場所があります。この谷間にはシャガが群生しており、今、花が真っ盛りです。

ノジ(ヂ)シャ (野萵苣)

(PHOTO '07.4.15)
<'07.4.19>
チシャはレタスのことでキク科ですが、このノジシャはオミナエシ科です。ヨーロッパから入ってきた帰化植物で、どうみても雑草にしか見えませんが、なんと元々は野菜だったようです。

マツバウンラン (松葉海蘭)

(PHOTO '07.4.15)
<'07.4.18>
川の土手、といっても川はコンクリートの垂直護岸ですが、その横の歩道沿いに群生していたマツバウンランです。

オドリコソウ (踊子草)

(PHOTO '07.4.15)
<'07.4.17>
日当たりのいい草地に群生していることの多いオドリコソウです。私が通勤に利用しているJRの沿線にも、電車の中からも分かるほどものすごく群生しているところがあります。

クコバナスビ (枸杞葉茄子)

(PHOTO '07.4.15)
<'07.4.16>
クコバとはよく名づけたもので、枸杞にたいへん良く似た低木の花木です。もちろん、ご覧のように花は全く似ておりません。どちらかというと、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)似です。

キジムシロ (雉筵)

(PHOTO '07.4.14 平尾台)
<'07.4.15>
昨日、平尾台で撮ったキジムシロです。台地に目立つのはこのキジムシロとスミレとフデリンドウでした。

オキナグサ (翁草)

(PHOTO '07.4.14 平尾台)
<'07.4.14>
わが町北九州には日本でも有数のカルスト台地があるのですが、きょうはそこに行ってきました。目的はこのオキナグサを撮るためです。福岡県では絶滅危惧TB類(近い将来における絶滅の危険性が高い種)になっているようですが、ここではまだ結構咲いておりました。

ヤマルリソウ (山瑠璃草)

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.13>
この花は少し明るい林下を好む花かと思っていたのですが、そうでもないようですね。明るく日当たりのよい、少し崖になったような山道わきに咲いていました。林下一面に群生しているとよく映えるのですが、このような場所に一株だけ咲いていても、花好きな人以外はほとんど気づかないのではないでしょうか。

エイザンスミレ (叡山菫)

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.12>
葉っぱが複葉のスミレには3種類あるのだそうです。ひとつはこのエイザンスミレ、そしてヒゴスミレとナンザンスミレです。これがエイザンスミレだとわかるのは葉っぱが3出複葉だからです。あとの二つは5出複葉だそうです。

フデリンドウ (筆竜胆)

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.11>
筆の形をしているので"筆りんどう"ということです。リンドウといえば秋を思うのですが、春咲きのリンドウにはこの他に、そのものずばりのハルリンドウ、そしてコケリンドウというのがあるのだそうです。残念ながら、まだこの二つには出合っておりません。

ヤマヤナギ (山柳)

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.10>
山歩きを始めたころ、見慣れない樹木に色々と出会いましたが、ヤマヤナギもそのうちの一つです。まさか柳の一種であろうとは、思いもよらないことでした。写真は雄花ですが、実物よりも写真で、しかもアップで見た方がきれい花の一つだと思います。

ミツバアケビ 

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.9>
普通のアケビの葉っぱは全縁で5枚の小葉からなる掌状複葉ですが、ミツバアケビの葉っぱは粗い鋸歯のある3枚の小葉からなる3出複葉が特徴です。そしてこの二つから生まれた雑種にゴヨウアケビというのがあるのだそうでが、実は、林道の崖でみたこのミツバアケビ、普通のものとちよっと違っているのです。というのは、ミツバアケビにしては鋸歯がはっきりしていないのと、3出複葉に混ざって4枚の小葉からなる掌状複葉が混ざっているのです。雑種ではないかと思うのですが、粗い鋸歯をもち5枚の小葉からなる掌状複葉のゴヨウアケビでもないようですので、とりあえずミツバアケビとしておきます。

ザイフリボク (別名シデザクラ)

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.8>
福智山に行く途中、道路の横に咲いていたザイフリボクです。撮りやすい高さに咲いていたので車を止め、カメラの調子を見がてらに撮ってみました。
ザイフリボクの "ザイ"は采配の采、また、別名であるシデザクラのシデは玉串や注連縄(しめなわ)などにつけて垂らす紙のことで、いずれも花弁の細長い特徴からきています。

ショウジョウバカマ 

(PHOTO '07.4.7)
<'07.4.7>
きょうは久し振りに福智山に行ってきました。ちょっと雲が多かったものの、いい天気でした。ミツバツツジがそろそろ咲く頃ではないかと期待していたのですが、全く見かけませんでした。ショウジョウバカマは予想通り咲いていました。そのほかの今日撮ったものは明日から1日1枚の割りでアップしていこうと思っています。

さくら 

(PHOTO '07.3.31)
<'07.3.31>
春爛漫、満開の桜です。
酒好き、宴会好きという方には、"待ってましたー" とばかりの浮き足立つ時節の到来でしょうか。 ♪酒飲むな〜 酒飲むな〜 の、ご意見なれえど〜  酒のみゃ〜 酒のまずに〜 いられるものでしょか ・・・・・ と日頃のストレス発散も大いに結構ですが、飲酒運転だけはいけません。

シバザクラ 

(PHOTO '07.3.25)
<'07.3.25>
昨日は一日中雨で何もできませんでしたが、今日は、午前中は曇りながらも、午後からは晴れ上がりました。シバザクラにもまばゆいばかりの陽光が降り注いでいます。我が金山川端の桜は数輪開いたばかりで、この陽気が続けば、来週の日曜日ごろには見ごろをむかえるのではないでしょうか。

センボンヤリ 

(PHOTO '07.3.21)
<'07.3.21>
このところとても春三月とは思えないほどの寒さでしたが、今日は春分の日、暑さ寒さも彼岸までということで、暖かい良い日となりました。
今日は久し振りに山歩きしてきました。歩いてきた山は"香春岳"、五木寛之の「青春の門」にでてくる、また、炭鉱節で「♪ひと山、ふた山、み山越え、・・・・・」と歌われているあの山です。福岡の方はよく知っていると思いますが、香春岳は三つの山からなり、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と名づけられています。登れるのは二ノ岳と三ノ岳だけです。一ノ岳はセメント用の石灰岩採掘山で、一般人は登れません(行けません)。現在は削られて平べったくなっており、山というよりは白い台地となっています。写真は二ノ岳と三ノ岳のあいだの山道端でみたセンボンヤリです。今日撮った香春岳を 風景点描にアップしています。

ヤマウグイスカグラ 

(PHOTO '07.3.17)
<'07.3.17>
先週に引き続き今週も寒かったですが、やっと少し暖かくなりました。写真は今日とれたてのヤマウグイスカグラです。ちっちゃな花なので撮るのに苦労しました。

シデコブシ (四手辛夷)

(PHOTO '07.3.10)
<'07.3.10>
まだ十分に開ききっていない植栽のシデコブシです。コブシとタムシバの自然交配によって生まれたものと考えられているようで、自生地は東海地方に限られているとのことです。学名は Magnolia stellata で stellata は "星のような" という意味だそうです。なるほど、この段階でみると、星のようなという形容がぴったりですね。

ボケ (木瓜)

(PHOTO '07.3.3)
セイヨウツゲ (西洋柘植、ボックスウッド)

(PHOTO '07.3.3)
<'07.3.4>
華やかなボケと地味なツゲの対照的な二花をアップしてみました。ボケには色々な園芸品種があって、ほんとうに彩り豊富な花木です。一方、ツゲの花は葉っぱの色とあまり変わりなく、花に気づく人はあまりいないのではないでしょうか。このツゲ(セイヨウツゲ)は河岸の歩道横に植えっぱなしにしているもので、剪定したものより花付きが良いのですが、生垣などでみるものはよーく見ないと分かりません。

ジンチョウゲ (沈丁花)

(PHOTO '07.2.24)
フキ (蕗)

(PHOTO '07.2.24)
<'07.2.24>
今日は、春をつげる代表的な花木、沈丁花と野草の蕗の花です。一週間前まではまだ殆ど蕾だった沈丁花ですが、今はもう満開です。蕗の薹(とう)はもう花になってしまいました。

ギンヨウアカシア (銀葉アカシア)

(PHOTO '07.2.18)
<'07.2.18>
きのう、今日と雨が続きました。それでも今日は、3時ごろには雨もあがり、日も時々差すようになりました。外に出て何かインパクトのある花でもないかと物色していたら、このギンヨウアカシアに出会いました。似たような花でこれより約1ヶ月遅れで咲くミモザ(フサアカシア)や、花はクリーム色ですが香りのいい4月中ごろから咲くモリシマアカシア、これらの木はとにかく花つきがいいですね。葉っぱが隠れるぐらいに咲き乱れます。ただし、風に弱いので台風でよく倒されているのを見ます。

ヤブツバキ (藪椿)

(PHOTO '07.2.10)
サザンカ (山茶花)

(PHOTO '06.12.23)
サザンカ (園芸品種、カンツバキ群)

(PHOTO '07.2.10)
サザンカ? or ツバキ?

(PHOTO '07.2.10)
<'07.2.11>
これまで庭や公園を赤く彩っていたサザンカがほとんど散り、ヤブツバキなどが目立つようになってきました。
余談ですが、よく見る赤いサザンカは園芸品種です。サザンカ(原種、白色)とヤブツバキとの種間交雑で作り出されたものです。ちなみに上掲中央のサザンカは植栽のものですが、原種(野生種)またはそれに近いものと考えているものです。
また、その下の赤いサザンカの雄しべには花弁が落ちているようにみえます。しかし、これは花糸の先に形成された花弁なのです。"八重咲きの花の花弁はしべが変形してできたもの"ということを示す良い例のように思います。
サザンカとツバキの見分け方は?。これは難しいです。花弁がパラパラと分離して散るのがサザンカ、ぽろっと一体になって散るのがツバキ、花糸が下の方で筒状に合体しているのがツバキ、合体していないのがサザンカというのが一般的に言われていることですが、八重咲き(花糸がない)の場合や落花がない場合はお手上げのように思います。

紅梅

(PHOTO '07.2.3)
<'07.2.3>
昨日はこの冬初めての平地での積雪となりました。"雪中梅"をねらって白木谷梅園に行きましたが、残念ながら、枝に積もった雪は殆どありませんでした。園内の梅も紅梅がやっと咲き始めたというところです。

スイセン(水仙)

(PHOTO '07.1.28)
<'07.1.28>
この時期の代表的な花、スイセンです。香りがすばらしい花の一つです。我が家のすぐ横の墓地に続く小道の脇に咲いていたものですが、上の方を走っている道路の斜面にもいっぱい咲いています。

神社の白梅

(PHOTO '07.1.20)
<'07.1.20>
とある神社の白梅、枝のあちこちにおみくじが結ばれています。

タイワンツバキ (別名ゴルドニア)

(PHOTO '07.1.14)
<'07.1.14>
新春ということで、春にふさわしい花でもアップしようかと思っていましたが、なかなかいい素材がありません。そういう訳できょうは、昨年の暮れからポツポツと咲いていたタイワンツバキ(台湾椿)です。が、今日見たら、もう盛りを過ぎていました。「花の命は短くて、悲しきことのみ・・・・・」ですかね。
"花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき" では?とのご指摘をいただきました。その通りです。林芙美子の有名な歌ですが、どうして"悲しき"にしたのか分かりません。無理にこじつけるとすれば、"苦"ということばを無意識に避けているのかもしれません。余談ですが、この歌碑が古里温泉(鹿児島、桜島)にあります。黒い火山灰にまみれて建っていたのを思いだします。

ソラマメ (空豆)

(PHOTO '07.1.8)
<'07.1.8>
散歩の帰り道、何とはなしにヒョイと知り合いの畑に目を向けると、ソラマメの花が咲いていました。ソラマメの花って今頃咲くんだったけ? と思いながら一枚撮ってきました。調べてみると、普通は3〜4月のようですね。
余談ですが、ソラマメは鞘も皮も分厚いのでボリュウムの割りには食べるところが少ないような気がして、これを食べるときはいつも損した気持ちになります。私はまぎれもなく貧乏症なのです。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
(PHOTO '07.1.3)
<'07.1.3>
お隣さんの庭の蝋梅です。咲くのはもう少し先かと思っていたのですが、覗いてみるともう満開でした。たいへんいい香りが漂っていました。
花期の蝋梅は完全に落葉しているものかと思っていましたが、年末に見たものといい今日のものといい、早めに咲くものはこのようにまだ葉っぱが残っているのですね。黄葉に花が負けそうですが、でも、こんな蝋梅もいいですね。

2007年初日の出
(PHOTO '07.1.1)
<'07.1.1>
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は気象庁の予報通り、暖冬を確信させるような暖かい元旦です。皆様、新年をいかがお過ごしでしょうか。私は、毎年元旦には近くの福智山(901m)に登山することにしているのですが、今年も行ってきました。昨年に続き、今年も初日の出を拝むことができました。つたないホームページですが、本年もお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。

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