サカキは玉串に使われるお馴染の木です。神棚に供える柴花として、神道の家の多い地域では
ヒサカキと同様に、花屋さんで年中売られています。水さえ切らさなければけっこう長持ちします。花も白くて、
モッコクよりもきれいだと思います。
この画像の個体は枝先の葉芽の曲がり方が小さいですが、何といってもこの鎌形になった葉芽がサカキの特徴です。
神社の境内では見かけることの多いサカキですが、ヒサカキや
ヤブツバキと違って山中での自生は少なく、このため神棚やお墓に供える柴花としては、ヒサカキが代用として多く使われています。