<ハマボウの花便り 2007>
主に土曜や日曜日に撮ったものでお伝えしています
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カセンソウ  (歌仙草)
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.8.2>
キク科の野草はあり過ぎるほどあるために、身のまわりに普通に見られるものでさえ、名前をおぼえきれません。そのような中で、カセンソウは意外と覚えやすくて忘れにくい野草のような気がします。その理由を考えてみると、何で"歌仙"草?、という疑問が自然に沸く名前であることや、似たような花のオグルマと見分けが非常にむずかしく、間違えたらいかんというプレーシャーから、かえって忘れにくい野草になってしまった、というような気がします。

コオニユリ  (小鬼百合)
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.8.1>
オニユリと見分けにくいコオニユリですが、葉腋にムカゴがないので、これはコオニユリです。コオニユリは種子でも増えるので、平尾台では露出した石灰岩の苔むした窪んだところに咲いていることもあります。

キキョウ  (桔梗)
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.7.31>
上と下のキキョウ、どこか違うと思いませんか。そうです、雌しべのところが違います。それでは、上が雌花で下が雄花?、いいえ、違います。キキョウに雄花雌花の区別はありません。これは自家受粉を避けるために雄しべが先に成熟し、雄しべが枯れたあとで雌しべが成熟するといった仕組みのため、違って見えるのです。上のキキョウはまだ雌しべが成熟していない状態にあるのです。雄性先熟の分かりやすい例です。

ヒオウギ  (檜扇)
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.7.30>
ヒオウギもまた、ノヒメユリに負けず劣らずたいへん目立つ存在です。あちこちに咲いていて、それぞれがきれいなので、ついつい撮ってしまいます。おかげで、なかなか先に進めませんでした。

カワラナデシコ(ナデシコ)  
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.7.29>
今週は平尾台の花となります。
今日は、河原とは名ばかりの、むしろ草原のような日当たりのよいところに咲くカワラナデシコです。平尾台は毎年山焼きをしているので、日当たりのよい草原のような場所を好む野草が多くみられるのです。

ノヒメユリ (野姫百合)
(PHOTO '07.7.28 平尾台)
<'07.7.28>
今日はノヒメユリを見に平尾台に行ってきました。もう、あちこちに咲いていました。色合いが何ともいえない可憐な花です。それにしても今日は暑かった。

カンナ (Canna)
(PHOTO '07.7.21)
<'07.7.25>
昔からある赤のほかに、最近は黄色やピンク、斑点のあるものや背の低いものなど、さまざまな品種のものがみられます。ちょっと葉っぱが大きすぎて、むさ苦しい感じがしないわけでもありませんが、夏には欠かせない花です。

ニガウリ (苦瓜)
(PHOTO '07.7.21)
<'07.7.23>
沖縄名でゴーヤのニガウリです。私は今でも大の苦手で、ビタミンCが豊富で夏バテに良いということですが、食べたいとは思いません。でも、これの "砂糖漬け" は結構いけます。
写真は雌花ですのでゴーヤの赤ちゃんがついています。

ハマボウ (浜朴、黄槿)
(PHOTO '07.7.21)
<'07.7.22>
私がハンドルネームとして使っている花です。北九州市といえば洞海湾、かつて "死の海" と言われたこともあるのですが、その湾の奥部にハマボウの群生地が見られます。ただ、この群生地、はっきり言って汚いです。川から流れ込んだプラスチック類で覆われています。ごみの腐臭もします。心ない人の投げ込んだ電化製品も散乱しています。どうしてこんなことになっているのでしょうか。ひとことで言えば、我々の心の荒廃でしょうが、解決には政治家や教育、宗教関係者の奮起が望まれます。

オシロイバナ (白粉花)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.19>
道端に咲いていたものを会社からの帰り道撮ってみました。もうかなり日が落ちていましたので、絞り込めず被写界深度が浅くなりました。
オシロイバナは高校時代、生物でメンデルの法則を勉強する素材として教科書、いや、問題集だったかな、に出ていた覚えがあります。得意だったんです、生物は。でも、進んだ道は全く逆の地質鉱物でした。

ペンタス (Pentas)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.15>
台風が過ぎても朝から雨、散歩にも行けない。という訳で、今日は以前撮ってあったものとなりました。近くの自動車販売店のまわりに置いてあったもののひとつです。散歩に行く途中、信号待ちの時にちょっと撮らせてもらいました。いつもきれいなんです、ここの花は。

リュウキュウアサガオ (琉球朝顔)
(別名:宿根朝顔 PHOTO '07.7.8)
<'07.7.12>
藪に生え、野生化しております。そのせいか、多少、花が小さいように感じます。人が手入れしたものはうっとうしいぐらい大きな花を咲かせる琉球朝顔です。

ホルトノキ  
(別名:モガシ PHOTO '07.7.8)
<'07.7.11>
花や実がついている時期には見間違うことはありませんが、それ以外の時期ではヤマモモに間違われやすいホルトノキです。よく見ると赤い葉っぱ(紅葉)が二、三枚は必ずついています。これがホルトノキの特徴です。

ネムノキ (合歓木)
(PHOTO '07.7.8)
<'07.7.10>
マメ科の樹木ですが、花はマメ科に特異的な蝶形花ではありません。ブラシノキなんかもこんな形ですが、雄しべが異常に発達したこんな花形を何というのでしょうか。

ボタンクサギ (牡丹臭木)
(PHOTO '07.7.8)
<'07.7.9>
小花が集まって半球状に盛り上がった形から牡丹の名前が冠されているのでしょうが、きれいな花だけにそのあとの"臭木"はちょっとどうにかして欲しかった名前です。でもまあ、クサギはクサギですから、中国名の"臭牡丹"よりは良いとしましょう。

クレオメ (Cleome)
(PHOTO '07.7.8)
<'07.7.8>
雨、雨、雨です。実際はもっとクリアな色のクレオメなのですが、ご覧のように、雨に弱っております。

アカンサス (Acanthus)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.7>
散歩していて目にとまったアカンサスです。たいへん存在感のある花です。

マンデビラ (Mandevilla)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.5>
蔓性で縮れたような葉っぱが特徴のマンデビラです。キョウチクトウ科ということですが、テイカカズラを思い浮かべ、納得しました。昨年の9月に初めて見た花なので、まだ名前をおぼえられないでおります。

セイヨウミヤコグサ (西洋都草)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.4>
花弁に旗弁、翼弁、竜骨弁と名前までつく蝶形花です。日本で見られるミヤコグサはこのセイヨウミヤコグサだけになってしまったのかと思うほど、はびこっています。

ノウゼンカズラ (凌霄花)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.3>
毒花と聞いていましたが、そうではないようです。でも、いちど毒花と聞くと、かじったり舐めたりして確かめる勇気はありません。いかにも毒がありそうな鮮やかなオレンジ色ですから。

ネジバナ (捩花)
(別名;捩摺(もじずり) PHOTO '07.7.1)
<'07.7.2>
この花、芝生以外で見かけたことはありませんが、ほかの場所でも生育可能なのでしょうか。花が螺旋状に付いていくネジバナ、たいへん分かりやすい名前です。

グラジオラス (別名;唐菖蒲)
(PHOTO '07.7.1)
<'07.7.1>
グラジオラスにはいろいろな色のものがありますが、私はこのピンクが一番好きです。何ともいえない透明感のあるピンクです。

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